労働時間の管理は適正に


労働時間の管理は適正に

こんにちは!神戸やまもと社会保険労務士事務所です。

9月に入りましたが、まだまだ厳しい暑さは続きそうですね。

この夏、従業員さんの残業が増えていませんか?繁忙期や猛暑の影響で、気がつけば労働時間が長くなっていた…という会社もあるのではないでしょうか。

『うちの従業員はみんな頑張ってくれているから大丈夫』 『多少のサービス残業は、お互い様だから…』そういうお話もお聞きすることがあります。私自身、会社に勤めていたころ、日々の業務に追われ、労働時間について深く考えることはあまりなかったように思います。しかし、この『なんとなく』の労働時間管理が、後々大きなトラブルに発展するケースもありますので、労働時間の管理はきちんとおこないましょう。

 

なぜ労働時間管理は重要なのか?

なによりも、従業員の健康に大きくかかわります。長時間労働は、前回の記事でお示ししたように、心身の健康を損ない深刻な事態をもたらしかねません。さらに、重大な労働災害につながるリスクもあります。
また、法律違反のおそれもあります。労働基準法には、労働時間の上限や残業代の支払いが厳格に定められています。違反した場合、罰則が科される可能性も。
さらに、疲労が蓄積すると業務効率が下がり、ミスが増え、かえって会社の生産性が落ちてしまいかねません。

従業員が健康で生き生き働ける明るい職場づくりのためにも、労働時間の管理は適切に行いましょう。

時間外労働の上限に関する社内ルールの明確化や、従業員に対しても労働時間管理を意識してもらうようにすることも大事です。場合によっては、勤怠管理システムの導入も検討されてみてはいかがでしょうか。

労働時間の管理は、会社のコンプライアンスを守る上で最も基本的なことです。もし、どこから手をつけていいか分からない場合はご相談ください。


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